今年もヒメギボウシが咲き始めた。玄関脇のヤツデの下、ツンと2本の花茎を上げ、そのうちの一花がほころび始めたのである。
「姫」と名の付く草々は、総じて鉢で愛でたほうがよいようだ。というのも、この種の草を野に放つと、驚くほどに大きく育ってしまうことがあるからである。
ご多分に漏れず、このヒメギボウシも鉢植えのときには葉幅は2cmほど、長さも20cmに満たずこぢんまりと纏まっていた。
ところが、あまりに増え過ぎたので一群を地植えとしたら、葉幅は10cm超え、葉長などは30cmになんなんとするほどに育ってしまったのである。まさに、あのマギー審司の耳のマジックじゃないけれど「でっかくなっちゃった~!」のである。
|
|
| 📸2025年7月30日:少し寄ってみる。 ( 画像のクリックで大きな画像を表示。{戻る}ボタンで元のページに復帰) |
📸2025年7月29日:昨日の様子。 (画像のクリックで大きな画像を表示。{戻る}ボタンで元のページに復帰) |
2023年のこと、大それた事を考えた。アサギマダラでも飛来しないかとフジバカマを数種入手して地植えにしたのである。飛来したのは、c-タテハやキタテハなどのごく一般的な蝶ばかり、そう、そう、上手くはいかないものだ。
今年は、白花フジバカマが他に先駆けてほころんだ。フジバカマは、やっとつぼみの先端に色が差した程度である。羽衣(菊葉)フジバカマには、まだ明らかにそれとわかるほどの変化には乏しい。
さて、今年はどんな蝶が訪れるのか? 楽しみにそれぞれの開花を待つことにしよう。
タマノカンザシはとても大輪である。
かつて、「夏の宵 涼を運ぶや 白鶴花」などと詠んだ。そう、まさにその花姿を鶴の美しさに喩えた「白鶴花(ハクカクカ)」という異称がある。
宵ともなると、芳香を漂わせながら、純白の花がほころび始める。「誰がために 玉の簪 宵に咲く」なんて詠んだことも。そう、今年は僕のために咲いてくれると嬉しいのだが、なんて。



