📸2025年5月29日:ホタルブクロ(蛍袋:キキョウ科ホタルブクロ属の多年草)
天からの贈り物かもしれないと記した、あのホタルブクロである。左側は坪庭の北側に地植えしてあり、右側は南側のベランダに置いてある鉢植えである。
まぁ、何の変哲もないごくフツーのホタルブクロである。
その名の通り、「蛍袋」の釣鐘型の花の先端がパカ~ンと浅く五裂しており、夏の宵、子供らが蛍をこの袋に入れて遊んだことからの命名とされる(いかにも、とって付けたかのような命名譚であることよ)。
おなごらが三人寄れば姦しいと言うが、鉢植えのようにめっちゃ咲き揃うと、ぺちゃくちゃぺちゃくちゃ引きも切らずに話し続ける囁き声が聞こえるようで心穏やかではいられない。
ねぇ、ねぇ、なに話してんのよ?
📸2025年5月29日:おやっ、このホタルブクロは決然として口を噤んでいるではないか!
📸2025年5月29日:五裂しないホタルブクロの花、初めて見た!
花にはいろいろな個性があるのだと思う。
そう、同じ株から生じた花でさえ、しっかりと自己主張し、決して同じではないのであろう。細かな違いがあるのかもしれないが、ヒト属はその事に気づかないだけなのだろう。
さすがに、これほどの個性あふれる個体があれば、うっかり者の私でさえ気付く。いつかは破裂するのだろうと見守っていたが、いまだにその兆候はない。植物たちの神秘を垣間見た気がする。


