3~4年前に、花友さんから「アワモリショウマ」として頂いた草本である。
今年始めて花穂を伸ばしてきて、真っ白な花が咲くと期待しつつ見守ってきた。
ところが、こんなに愛らしく桃色に染まってきたのである。うん、吐息が出るほどに!
果たして、この子はアワモリショウマなのか、とれともアスチルベなのか。まぁ、日本固有のアスチルベといわれているのがアワモリショウマなのだから、あまり執拗に拘る必要もないのかな。
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| 📸2025年5月24日:那智アワモリショウマの葉。 ( 画像のクリックで大きな画像を表示。{戻る}ボタンで元のページに復帰) |
📸2025年5月8日:桃色の花の葉。 (画像のクリックで大きな画像を表示。{戻る}ボタンで元のページに復帰) |
あ~でもない、こ~うでもないと迷宮を彷徨ってネットを閲覧していたら、貴重なコメントが見つかった。
すなわち、アワモリショウマも、アスチルベも、葉は2~4回三出複葉であるが、「アワモリショウマの葉には光沢があり、アスチルベの葉には光沢がない。そもそも、アスチルベとはギリシャ語で“光沢がない”という意がある。」というのだ。
猫の額(坪庭)には、矮小種とされる「那智アワモリショウマ」がある。左側のが画像そうだが、確かに、てらてらとした光沢がある。
それに引き換え、アワモリショウマ(右側の画像)として頂いた桃色の葉は光沢に乏しいというご指摘である。
ということは、いままでアワモリショウマと思っていたモノは「桃色のアスチルベ」、あるいは「 西洋アワモリショウマ」(?)であったということか。まぁ、いずれにしてもこれほど愛らしく咲いてくれたので、十分に愛でて、褒めそやしてあげたいものである。
ある日の緑化植物園でのことである。この日は、展示場にてヤマアジサイなどの即売会が催されていた。
いつもは興味を示すことなどない家内が、「このアジサイ、いいわね。連れて帰りなさいよ。」などと言うのである。
私の方はといえば、あの赤花の代表格とも言うべき「紅」を物色していたのだが、あまりよい株がないので逡巡していた。
まぁいいか、というわけで、連れ帰ったのがこの奏音であった。いまさらながらだが、見る目があったということなのかな。善き哉!
それほど派手やかな花ではない。それでも、花糸を伸ばし始めたツクシカラマツが増えてくると、その辺りがほんのりと明るくなる。
点と点が繋がると線になり、線と線とが繋がると面になる。優しさに溢れた小さな花園が出来上がる。
ひょろっとしたクガイソウの苗だったが、今年初めて花穂を見せ始めた。それほど難しい花ではないというのに、何度か失敗している。相性の悪い花ってあるものなのだろうか。