テカリダケキリンソウという。テカリダケは「光岳」と書く。
光岳とは、日本百名山に選定されている赤石山脈南部(南アルプス)の標高2,592 mの山を指す。
キリンソウ自体は、別に珍しい草ではない。ある意味、その辺の路地の一角で繁茂していることだってあるほどだ。
このキリンソウは、光岳に自生する地域変種ということになるようだ。まぁ、だからといって別に珍しい草ではないのだがね。
このユリは、もう十年以上坪庭で生きていた。増えることも、消滅することもなく、たった1本の茎を高々と掲げ、天を目指すがごとく生きてきた。
昨年、八重咲きのタマノカンザシを坪庭の上段に移植する都合があって掘り返し、ベランダ脇にある鰻の寝床状の小庭に移植した。その折り、球根がかぱっと二つ割れてしまったがそのまま埋めてしまった。
今春、芽出しの頃、注意して見ていたら、なんと2本の花茎を伸ばし始めていた。
はい~、ご覧の通り、2本ともが元気に生育し、いま花開こうとしている。世の中、なにが幸いするかわからない ものだ。
アワモリショウマの花の色は純白ではなかったのか?
残念ながら、いままでアワモリショウマの成長過程をつぶさに観察したことなどなかった。
あっ、いや、矮小種とされている那智アワモリショウマを育てて5年ほどになると思うが、こちらに関して言うと、花の一つ一つに色が混じることなどなく純白であったように思う。
一粒のつぼみの先端に刷かれた朱の色、さて、どのように変化していくのか楽しみである。
まぁ、ごく普通のホタルブクロなのだけれど、実は、この種も天から下された(?)この花が初めての育成なのである。
咲こうと決めたからには一直線のようだ。種類はいろいろあるようだけれど、これは一般的な品種なのであろう。スプリング・エフェメラルが飛び去ったあと、色合いの乏しい猫の額に彩りを添えている。