もう何年になるのだろう? 増えもせず、消滅もせず、坪庭の片隅で咲き続けていた。
今年、見兼ねて鉢上げしたが、けっこうつぼみを付けてくれている。
![]() |
|
📸2025年5月4日
この鉢はヒトリシズカが長じた姿なのだが、しっかりと淡緑色の果実を蓄えている。 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰) |
これほどギャップが大きい野草も珍しい。ほぼひと月前には葉の中心から真っ白な花穂をのぞかせ、楚々とした立ち姿を見せていた。
その1ヶ月後、驚くほど大きな葉を繁らせて、辺りを圧するほどの存在感を見せつけている。葉の陰にはしっかりと果実を蓄えている。「女は弱し、されど母は強し」を絵に描いたような姿ではないか。
この時期、鉢物でも、地植えでも、意外と葉の美しさが際立つときでもある。そう、若草色の葉がそよぐ姿は季節の移り変わりを象徴するようではないか。
![]() |
|
📸2025年5月4日
キイジョウロウホトトギス(紀伊上臈杜鵑:ユリ科ホトトギス属の多年草) (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰) |
若草色の葉が美しい。三年目となるキイジョウロウホトトギス(紀伊上臈杜鵑)である。
昨年から花をつけ始めたが、その大きさに驚いたのを覚えている。わずか30cmほどなのだ。
そう、一般的な草丈は50cm~1mなどと認識していたので、まさかこれほど小さいとは思わなかったのである。
チョウジソウ、強健である(個人的な感想だが・・・・・・)。随分と長い事、坪庭の一角に植えておいたのだが、増えて、困って、鉢上げした。いくつかの鉢に。
それでも、鉢を割りそうなほどに増えたので、里子に出したり、ベランダ脇の小庭や犬走り、玄関脇の小庭にも、分割して地に戻したりした。
この季節、何事もなかったように若草色の葉を繁らせて、次は私達の番よとばかりに丈を伸ばしている。






